悲しすぎる結末 ウコの初抱卵

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悲しすぎる結末 ウコの初抱卵

2024年6月2日、この日はウコが初めて抱卵して21日目。

ひよこが孵るのは、今日か? 明日か?

わくわくしながら待っていました。

朝、鶏小屋を開けに行ったときも、昼ごはんをあげに行った時も、ウコは抱卵していました。

「ウコ、もうすぐだね。がんばってね!」と声をかけました。

午後、ひよこはそろそろ孵ったかな? と見に行こうとしたら、放牧場でウコがみんなと遊んでいる!

あれ、卵はどうしたの?

急いで金網の外から見たら、卵がない!

7個あったのに、1個もない!

えええええ???

昨日まで、ちゃんと7個温めていたのに。

鶏小屋の入り口をふと見ると、割れた卵の殻が!

小屋のまわりにも、数個、われた卵が!

悲劇が起きてしまった!

やられた!

ネズミか?

蛇か?

カラスか?

ウコが抱卵していた場所をよく見ると、スミに大きな穴が!

テーブルを置いて屋根にしていたので、これが見えていませんでした。

そしてこの外側のブロックを寄せてみると、ここにも大きな穴が開いていました。

たぶんこの穴からネズミが侵入したのだと思います。

ドアも日中は開けっ放しです。

ああ、せっかく21日も卵を温めたのに、なんで今日襲われなければならなかったの?

ウコごめんねm(__)m

私が甘かった!

以前からネズミが小屋に侵入していて、穴を見つけたら埋める、を繰り返していました。ネズミ捕りも毒エサも、鶏がかかれば大変なので、できませんでした。

ネズミは消石灰が嫌いらしいので、この事故のあと買って来て撒きました。もっとちゃんとネズミ対策をしなければいけなかった😢

「自然卵養鶏法」には、土の上での抱卵が良い、と書いてあった。ウコも産卵箱に産まないで、わざわざ自分で巣を作って土の上に産んだので、そのまま抱卵させました。

だけど、これだと敵から狙われやすいのですよね。

未熟な飼い主の私、ウコ、ほんとうにごめんね。

ウコはまだ若い。まだ1歳にもなっていない。これから、またチャンスがやってくると思う。

今度は、安全なところに産卵箱を作り、卵もウコも移動させて抱卵させようと思います。そのほうが雄鶏たちにも邪魔されないし!

今年は、孵卵器で孵化させたひよこも、6羽中2羽死なせてしまったし、ウコの抱卵もダメだった。生き物を育てるのは厳しいと教えられた。

鶏飼いとしてもっと成長して、ちゃんと鶏を守ってやるように、自然が教えてくれたのだと思います。

ウコは、あれからまた抱卵していた場所に戻ってきて座っていました。

「ウコ、もういいんだよ! たくさん食べて、よく休んで、次にがんばろうね。」と声をかけました。悟ったのか、晩には以前の止まり木の定位置に止まって寝ていました。

ひよこが増えてにぎやかになって、飼育が大変になるだろうと張り切っていたのに、悲しい結末になってしまいました。

今度は、もっと気をつけます。

まず、ネズミが入ってこない対策をちゃんと考えます。

それから、今、スズメにも侵入されてしまっているので、それの対策も考えなくては。

鶏を飼って1年と3か月、いろいろなことを学びました。最初はただ卵を自給自足できるようになりたいという動機でした。

でも、飼っているうちに鶏の社会性におどろかされました。こんなに鶏は知能が高いということも知りませんでした。そしてこんなにかわいいとも思っていませんでした。

大事に飼えば烏骨鶏は10年近く生きるそうです。私も元気で生活しないと、この子たちを最後まで見てあげられない。健康に気をつけなくては。

これからも、いろいろなことがまた起ると思う。そのたびに賢くなっていこうと思います。

とりあえず、ウコが今日は元気に外でみんなと遊んでいてよかった💖

次の抱卵には、ひよこが孵るように、最新の注意を払います。

★ 自給自足を目指して養鶏始めました。 雪にも耐えられる鶏小屋を自力で建てました。 youtubeに鳥骨鶏の様子をアップするので、見てね。
秋田弁チャンネル

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